ラジコンカー初心者が8時間耐久レースに挑戦してみた結果!

   

先週の日曜日(8/26)に、O.S.フィールド主催のラジコンカー(エンジンカー)8時間耐久レースに出場してきました。ラジコンカーを始めて約5ヶ月目にして初めてのレース参加となりました。とても緊張しましたが、楽しくて、また来年も出場したいと思えるレースでした。

 

O.S.フィールドとは?

O.S.フィールドは、ラジコンエンジンで世界的に有名な小川精機(O.S.)が運営しているラジコンサーキットです。場所は、小川精機奈良工場の敷地内にあります。今回参加したO.S.フィールド8時間耐久レースは、小川精機が毎年主催しているラジコンカーレースの一つです。

【O.S.フィールドの場所】

 

ラジコンの8時間耐久レースとは?

8時間耐久レースと聞くと、ほとんどの人が鈴鹿サーキットで開催される実車のレースを想像されるかもしれませんが、実はラジコンカーの世界にも8時間耐久レースがあるんです。

8時間耐久レースのルールを簡単に説明すると、8時間耐久レースとは8時間でコースをどれだけ多く周回することができたかを競うレースです。そして、最低でも1回のドライバー交代をしなければいけないので、1チーム最低でも2人以上が必要となります。

参加者は、レース当日までに車両規定に沿ったマシーンをチームごとに1台用意してレースに参加します。車両規定には次の項目があります。

  • エンジン
  • 燃料
  • マフラー
  • シャーシ
  • 変速機
  • 燃料タンク
  • ボディ
  • タイヤ

私たちも、レース当日までに、ネットで情報を集めたり、実際にレースに詳しい人に聞いたりして情報を集めて、車両規定に沿ったマシーンを用意しました。今回レースに参加した車がこちらです。私たちは2チームに分かれて出場したので用意したマシーンは2台です。

 

ちなみに、チーム名は「Team will be(Tが大文字)」と「team will be(Tが小文字)」です。もしかしたら、なぜ「Team will be 1」と「Team will be 2」のように見分け易くせず、Tが大文字か小文字かという見分けにくいチーム名にしたのかと思ったかもしれませんね。実は、これには深い訳があり話せば長くなってしまうのでここでは割愛させていただきます。

うそです。ただ間違えて違うチーム名で登録してしまっただけです。

※レース中には、実況の方が私たちのチーム名を読み上げる時「Team will be 大文字」と「team will be 小文字」と、わざわざ「大文字」と「小文字」を付け加えて読み上げてくれていました。

 

レース開始早々トラブル発生!

8時間耐久レースで必ず起こることと言えば、マシーントラブルです。私たちは、レース開始早々エンジンがかからずにスタートからいきなり出遅れました。練習では、普通にかかっていたエンジンでしたが、何度やってもかかりませんでした。

エンジンがかからなければ、当然ながら、リタイアするしかないのですが、一向にエンジンがかかる気配はありませんでした。「もうこのままリタイアかも?」と思い始めたとき、なんと、他のチームのベテランの方たちが助けに来てくれたんです。もちろん、助けてくれた人たちは全員敵チームの人たちです。

それなのに、私たちのエンジンをかけるために、エンジン調整をしてくれたり、部品交換をしてくれたりと、助けていただきました。

原因はエンジンの点火プラグが死んでしまっていたことでした。しかし、周りの人たち(敵チームの人たち)のサポートのおかげで無事エンジンを掛けることができました。エンジンが掛かったときにはすでに約30分のタイムロスでしたが、無事にスタートを切ることができました。

レース開始早々のトラブルは、人の温かさを感じた瞬間でした。

 

トラブル、トラブル、トラブル!

エンジンがかかり無事レースに参戦することができたのですが、トラブルはこれで終わりではありませんでした。今度は、エンジンではなくマシーンの走行に問題が発生しました。

蛇行したり、変な挙動を起こしたりしていて、壁に激突したり縁石に乗り上げたり他チームの車と衝突したりと、サーキットを1周することさえやっとの状態でした。

このトラブルは、私たちのチームリーダーであるメンターにすぐにトリム調整をしていただき、何とかこのトラブルを回避。

その頃私はというと、何も出来ることがなく、ただただその様子を見ているしかありませんでした。

 

そしてついに、その瞬間が!!!

そして、ついに、私の順番が回ってきました。ラジコンカーのレースデビューの瞬間です。

ラジコンカー1台分しか幅のない狭いピットロードの出口をなんとか抜けて、いざ、コースへ。

とにかくマシーンを壊してタイムロスにならないようにぶつからないこと、そして丁寧に走ることを心がけて走りましたが、初めてのレースのせいか手足がガクガクに震えてしまって最初は思うように走らせられませんでした。

しかし、途中から少しずつ慣れてきて、だんだんと楽しくなってきました。そして、余裕が出てきたせいか、良くない考えが頭をよぎってきました。

「もう少し早く走ってみようかな?」
「もう少しうまく走れないかな?」

こんな考えが頭をよぎり始めたんです。

走り出した直後は、あれだけ「ぶつからないように、丁寧に」走ることを心がけていたのに、少し余裕が出てきた途端に欲が出てきてしまいました。

私の悪い癖です。だいたいこういうときに私は失敗をするんです。

そしてその時も、いつも通りのことが起こりました。

「もう少し早く走ってみようかな?」と思った瞬間にコーナーの縁石に勢いよく乗り上げてしまったんです。危うくマシーンを壊すところでした。

この感じ、まさに私の人生を物語っているようでした。

マシーンが壊れなかったのが不幸中の幸いでした。その後は、反省をして再び「ぶつからないように、丁寧に」を心がけて走りました。結果、なんとかマシーンを壊すことなく次のメンバーにバトンタッチすることができました。

 

気になるレース結果は?

レース結果は、次のようになりました。

順位 チーム名 周回数
1位 KSG 1329周
2位 春日ライト 1305周
3位 ちょっちゅ片岡防水 1144周
4位 Team Quattro 1130周
5位 NSレーシング 1097周
6位 KBCUバギー仲間 1088周
7位 OJI-THUNDER 979周
8位 チーム ムロオ 960周
9位 チーム きばやん 871周
10位 GT大好きクラブ 523周
11位 たろうず 344周
12位 team will be 299周
13位 Team will be 107周

O.S.Field|Facebookから引用)

私たちTeam will be(大文字)は13位(最下位)でした。そして、もう気づいたかもしれませんが、私たちと1位のチームの周回数には大きな差が出てしまいました。その差はなんと、1222周です。初めてのレースだからといって、さすがに大差がつきすぎですね。

実は、私たちのチームは、数々のトラブルの結果、完走することができなかったんです。他チームのたくさんの方々に心配していただいて、サポートをしていただきましたし、メンターにもトラブルの度にマシーンを修理して走れるようにしていただきましたが、最終的にエンジンの動力をタイヤに伝えるためのスパーギアという部品が損傷してしまい無念のリタイアとなりました。

 

 

この写真は、救護所という冷房の効いた涼しい建物で休憩している時にレースの動画を撮っている私です。他チームの人たちが熱い中頑張っている間、私たちTeam will be(大文字)は救護所で冷たいコーラを飲んで休んでいました。ちなみに、その時に撮った動画がこちらです。

 

8時間耐久レースに出てみて学んだこと!

トラブルがあるからこそ楽しい!

レースに出る前、私は、とにかくトラブルなく、無事に完走することを願っていました。しかし、8時間耐久を終えた後の私の考えは大きく変わりました。それは、トラブルがあるからこそ楽しい!と思えるようになったことです。

トラブルと聞くと普通なら嫌なことだと思うと思いますし、私自身、レースに参加する前まではトラブルが起こるのだけは避けたいと思っていました。しかし、今ではトラブルが8耐の醍醐味だと言っても過言ではないと思うほど、トラブルは必要なことだと思うようになりました。

例えば、トラブルがあったからこそチームの垣根を越えて、他チームの人とコミュニケーションを取ることができましたし、敵チームの人たちに色々と助けていただいたことで、人の温かさを体感することができました。

もしトラブルがなく普通に完走していれば、今回ほど深く他チームの人とコミュニケーションを取ることはなかったと思いますし、人の温かさを体感することはできなかったと思います。

そして、今回のようなコミュニケーションがあったからこそ、完走はできなくても楽しい思い出になりましたし、ぜひ来年も出場したいと思えています。

今回レースに出場して、トラブルの良い面を体験し学ぶことができたと思っています。

 

上手くいかないから、次もう一度チャレンジしたくなる!

今回は完走できませんでしたが、私は、完走できなくて良かったと思っています。負け惜しみのように聞こえるかもしれませんが、本心でそう思えています。

なぜなら、今回上手くいかなかったおかげで、次もう一度チャレンジしたいと思えている自分がいるからです。

私は、メンターから成功するために必要なことは楽しむこと、そして、継続することだと教えられてきました。

今回のレースでは、トラブルばかりで、もちろん悔しい思いもしましたし、もどかしい思いもしました。しかし、レースを終えて一番に思ったことは、「もう次挑戦するのはやめよう。」ではなく、「次もう一度チャレンジしたい」という思いでした。

もし今回の初挑戦でトラブルも何事もなく完走できていたら、確かに嬉しいとは思うのですが、次もう一度チャレンジしたいと今ほど思えているかというと、思えていなかったと思います。

トラブルばかりのレースでしたが、それが8耐の醍醐味だとわかったこと、そして、その中で完走できずに「もっと走りたい」と思えたこと、この2つの思いを体感することができたからこそ、次もう一度チャレンジしたいと強く思えているのだと思います。

そして、この「次もう一度チャレンジしたい」という思いが継続力の源なのだと実感しました

 

まとめ

大会当日は、初めてのレースでとても緊張しましたが、参加することができて本当に良かったと心から思います。まさか、ラジコンカーを通してこんな経験ができるなんて思ってもいませんでした。

今では、ラジコンカーを始める人はかなり少なくなってしまったみたいですが、今回のレースでの体験を通して、もっと多くの人にラジコンカーの世界を体験してほしいと思うようになりました。

ですから、これからもこのブログでラジコンカーについての記事を書いていきたいと思っています。

 

 

 

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