なぜ、自宅では仕事に集中できないのか?集中できない4つの原因とおすすめの解決策

      2017/12/02

自宅仕事集中できない!フリーランスに興味を持つ人が増えてきている現在では、この悩みを抱えている人はとても多いのではないでしょうか。会社で働いている時は、自分のノルマを達成することができていたのに、家で仕事を始めた途端に集中できなくなって、思うように作業が進められなくなってしまった。

なぜ、会社では集中できるのに、家で仕事をすると集中できなくなってしまうのでしょうか?この記事では、自宅で仕事に集中できない原因を考えるとともに、私が実経験を基におすすめする解決策をお伝えしていきたいと思います。この記事が、仕事に集中するためのお役に立てれば嬉しいと思います。

 

集中力とは?

集中できない原因と解決策についてお伝えする前に、「集中力」の意味についてお伝えしたいと思います。集中力という言葉を知らない人はいないと思いますが、「集中力」の意味について調べたことがある人は少ないのではないでしょうか。

集中力とは、次のように定義されています。

集中力(しゅうちゅうりょく)とは一つの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力

(参照元:Wikipedia

この記事では、上記のように定義されている通り、集中力を高める方法として、一つの作業に注意を集中して取り組める方法をお伝えしていきたいと思います。

例えば、

記事作成
データ入力
情報収集
ウェブデザイン業務
ロゴ制作

など、自宅でできるフリーランスの仕事はたくさんありますが、ここでは、記事作成なら記事作成、データ入力ならデータ入力、と複数のことではなく一つの作業に集中するための方法についてお伝えしていきたいと思います。

集中するための方法は、後ほどお伝えします。

 

集中できない原因とは?

では、さっそく集中できない原因について考えていきたいと思います。家で仕事をするときは、時間もたくさんあるはずですし、自分のペースで仕事ができるため、本来なら仕事がはかどるように思えますが、なぜか集中できないですよね?では、なぜ自宅だと仕事に集中できないのでしょう?

考えられる原因を挙げていきたいと思います。

 

自由

ひとつ目は、自由です。

自由は仕事に集中できない一番大きな原因ではないでしょうか。多くの人が自由を求めて自宅での仕事を選択しますが、その自由が原因で仕事に集中できなくなってしまいます。

では、なぜ自由だと仕事に集中できなくなってしまうのでしょう。それは、選択肢が多くなるからです。

例えばあなたが、日中別の仕事をしていて、帰宅後から就寝までの数時間を利用してフリーランスの仕事をしているとします。この場合、自由な時間が少ないため選択肢はあまり多くありません。そのため、フリーランスの仕事に集中することはそれほど難しくありません。

一方、一日フリーランスの仕事のために時間を空けた場合はどうでしょうか?フリーランスのために一日時間を作ったとは言え、時間はたくさんあります。すると、必然的に選択肢は増えていきます。

家事
子供の世話
カフェで休憩
友達と会う
ショッピング
漫画を読む
DVDを観る

このように時間が多いということは、当然ながら出来る選択肢も増えます。この選択肢の多さが原因で、一つのことに集中できなくなってしまいます。

 

これも大きな原因の一つですね。自分一人だからこそ、周囲の人や環境など自分の欲を抑制するものがないため、欲を抑えることができずに仕事以外のことに走ってしまい、作業が滞ってしまいます。

例えば、パソコンを使って仕事をしている場合、YouTubeを見始めてしまって、30分だけ!と思って見始めたはずなのに気付いたら2時間以上が経過していたなんて経験がある人は少なくないのではないでしょうか。

会社で仕事をしている時には、周囲の目や環境、ノルマなどがあるため欲を抑えることはそれほど難しくはないでしょうけど、自分一人の場合に自分自身で欲を抑えることは至難の業だと言っても過言ではないほど難しいことです。

そして、欲に負けてしまった結果、一日で予定していた作業のほとんどが達成できずに一日を終えてしまうことになります。

 

甘え

これは、作業を滞らせるだけでなく、仕事の質も下げてしまう原因の一つですね。

「今日はこれぐらいにしておこう」
「これぐらいでいいや」
「疲れたから後でやろう」
「とりあえず気分転換してみよう」

このような考えが頭をよぎったら、それは甘えが原因です。その甘えに従った結果、問題が解決することはありません。

例えば、ブログ記事を書くために一日フリーな日を作ったとします。しかし、思った以上にアイディアが浮かんでこず作業がなかなか進みません。パソコンとのにらめっこの時間が長くなってくると、疲労も溜まってきます。

そして、気付くと何も作業が進んでいないまま夜になってしまいます。翌日は別の予定が入っていて朝早くから出かけなければいけないため、出来る限り早く寝たいという思いもあります。

するとこの場合、こんな考えが頭を過ります。「今日はとりあえず寝て、明日の早朝にやろう!」という考えです。つまり、「今日は疲れたから、明日やろう!」ということです。

確かに朝方仕事をすることは集中力が高まって作業効率も上がる可能性がありますが、この「今日は疲れたから、明日やろう」という考えのもと起こした行動の結果は違ってきます。大抵の場合、早朝に起きることができなかったり、早朝に起きたはいいけど睡魔が襲ってきて仕事がはかどらなかったりして、結局記事を完成させることができないまま終わってしまいます。

自分の甘えに従って行動を起こすと、集中することができなくなってしまいます。

 

焦り

これは、納期が迫っていたり、長期間作業が滞っていたりする場合に起こりやすい原因ですね。切羽詰まると自分でも信じられないような行動を起こせる時はあるのですが、その反対で、焦りによって行動できなくなってしまう場合もあります。

例えば、副業としてライターの仕事をしているとします。明日までに一記事書いて提出しなければいけない状況です。あまりにも作業が進んでいないため、記事を書くための一日フリーな日を作りました。

この結果はどうなるでしょうか?

実は、思い描いていた通りには物事が進んでいきません。時間があれば一記事ぐらい書けると思っていたとしても記事アイディアがまったく浮かんでこなかったりします。そして、アイディアを出そうとパソコンとにらめっこをしていると、気付くとあっという間に夜になってしまいます。

すると時間が経過するにつれてどんどん焦りが出てきて、余計に考えがまとまらなくなってきます。

どんな記事ネタにすればいいのか?
この記事ネタは自分に書けるんだろうか?
もっと短い時間でも書ける記事ネタはないのか?

など、早く完成させなければという焦りから考えすぎてしまい、集中することができず、結局、何も完成せずに一日が終わってしまいます。

先ほども言いましたが、切羽詰まると人は信じられないような集中力を発揮することがありますが、その反対で、焦り過ぎて何もできなくなってしまうこともあるんです。

 

仕事に集中するためのおすすめの解決策

では、自宅仕事をするときに集中するための方法はどんな方法があるでしょう?私がおすすめする解決策は、時間管理をすることです。この時間管理とは、簡単に言うと、作業を進める時間と作業を止める時間のサイクルを繰り返すことです。そのために今からでも出来る方法をお伝えしたいと思います。

明日納期の仕事があって集中したいのにできない!、または、作業が長い間滞っていてなんとかこの状況から抜け出したい!という人にとっては、今からお伝えすることを実行することで仕事に集中できるようになるのではないでしょうか。

 

作業時間を決めてタイマーをセットする

まずは、作業時間を決めてください。そして、目覚まし時計のアラームでもいいですし、iPhoneのタイマーでもいいので、決めた作業時間をセットしてください。そして、タイマーが動いている間は必ず仕事のみに集中するようにしてみてください。

仕事のみですから、仕事以外の他事は一切しないようにします。例えば、

  • トイレ
  • 飲み物を取りに行く
  • 携帯を触る
  • メールをチェックする
  • LINEをチェックする
  • YouTubeを観る

こういった行動もすべてしないようにします。もし飲み物を注いだり、メールを返したりするなど必要なことがある場合、作業を開始する前に準備を整えておきましょう。

初めは少し大変に感じるかもしれませんが、段々と慣れてきて、他事が気にならなくなってきます。そして、自然と一つの作業に集中している状態を実感できると思います。(これには、個人差があります)

 

おすすめの作業時間

作業時間をどのくらいにセットすればいいのか迷う人もいると思います。そんな人は、今からお伝えするタイマーをセットしてみてください。

それは、25分仕事して5分休憩するサイクルです。なぜ、「25分仕事、5分休憩」のサイクルがいいのか?

 

もう少しやりたい!と思える

それは、25分の作業時間を終えた時に「もう少しやりたい!」という思いが湧き起こることです。25分という作業時間は、それほど長い時間ではありません。私自身、記事を書くときに「25分作業、5分休憩」のサイクルを実行しているのですが、記事を書いていると25分なんてあっという間に経過してしまいます。

そして、25分が終了すると、

「もっと作業を続けたいな!」
「もう少し時間が欲しかったな!」

と少し後悔にも似たような気持ちになります。実は、この「もう少しやりたい!」と思っている状態、満足していない状態が次の作業時間に高い集中力を発揮する秘訣でもあります。

 

ダラダラしすぎない

これは、休憩時間が短いことのメリットです。5分という短い休憩時間では出来ることは限られます。トイレに行って少しネットサーフィンをしたり、飲み物を注ぎに行ったり、友達のメールやLINEを返信したりすれば、あっという間に5分が経過してしまいます。

そして、これは私自身の経験なのですが、5分という短い時間だからこそ、休憩時間に何をするかを慎重に選択するようになりました。長時間休憩することができれば、どうしてもダラダラしてしまいがちですが、5分しかないと考えれば、何をするのが一番時間を無駄にせずに済むかを意識するようになります。

5分という短い休憩時間を設定することで、ダラダラし過ぎずに、作業効率を上げられるメリットがあります。

 

●休憩時間はギターの練習!!!

私事で恐縮なのですが、私は5分の休憩時間にギターの練習をするようにしています。ギターを弾いていると5分なんて一瞬で過ぎ去ってしまいますので、5分の休憩時間が終わった後には、

「もう少しギターの練習したいな!」
「もっと時間が欲しかったな!」
「あのパートの練習し忘れた!」

など、25分の作業時間が終わった時と同じように少し後悔にも似た気持ちが湧き起ってきます。そして、そのおかげで、次の休憩時間にはギターの練習に集中することができています。

「25分作業、5分休憩」のサイクルを繰り返すことで、仕事も趣味も両方とも集中することができるので、一石二鳥です。作業時間の設定をどのくらいにするかを迷っている人は、「25分作業、5分休憩」に設定することをおすすめします。

 

実は、ポモドーロ・テクニックと言われています。

実は、この「25分作業して、5分休憩する」というサイクルは、ポモドーロ・テクニックと呼ばれています。ポモドーロ・テクニックとは、1990年代初めにイタリアの起業家で作家のフランシスコ・シリロという人物が発明した時間管理メソッドです。

ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」を意味していて、フランシスコ・シリロが学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーから来ているそうです。

ポモドーロ・テクニックは、短い作業と短い休憩を繰り返すことで集中力を高められるだけでなく、短い時間に1タスクをこなすことでマルチタスクになることを防ぐ効果もあります。

 

ポモドーロ・テクニックの具体的な内容

ポモドーロ・テクニックは、「25分の作業、5分の休憩」を1ポモドーロとして、4ポモドーロ(2時間)毎に30分の休憩を取り、このサイクルを繰り返すことです。言葉だと分かりづらいと思いますので、表にしてみると次のような感じです。

ポモドーロ数 作業時間 休憩時間
1ポモドーロ 25分 5分
2ポモドーロ 25分 5分
3ポモドーロ 25分 5分
4ポモドーロ 25分 15分

 

ポモドーロテクニックの実践方法

ポモドーロ・テクニックを実践するためには、次のステップを踏んで作業を進めていきます。

【ポモドーロ・テクニックの実践方法】

1.作業する内容を一つ決めます。(一つだけです)

2.タイマーを25分にセットします。

3.25分間終了の合図がなるまでは、仕事をこなすことに集中します。

4.5分間の休憩を取ります。(これで、1ポモドーロが終了です)

5.1~4を繰り返します。(4ポモドーロの後に15分間の休憩を取ります)

 

スマホアプリがあります!

実は、ポモドーロ・テクニックを実践するためのスマホアプリがあるんです。iPhoneを使っている人はApp Storeで、Androidを使っている人はGoogle Playで、「ポモドーロ」と検索してみてください。

ポモドーロ・テクニックに関するタイマーアプリが複数表示されるはずです。ちなみに、私が使っているのは「BeFocused」というアプリです。

このアプリは、初めからポモドーロ・テクニックの設定がされているため、インストールしたらすぐに実践することができます。

 

BeFocusedの使い方

最後に、簡単にBeFocusedの使い方をお伝えしたいと思います。このアプリであなたがやることはとても簡単で、ただタイマーのスタートボタンを押すだけです。

【作業開始】25分のスタートボタンを押す

 

アプリを起動すると、上の画面が表示されますので、「▷」をタップしてタイマーをスタートさせてから作業をスタートします。

後ほど解説しますが、2回目以降の作業スタートタイマーは自動的にスタートさせるように設定することができます。

 

【休憩開始】5分のスタートボタンを押す

 

25分の作業時間が終了すると、上の画像のような画面に切り替わります。「▷」をタップすると5分のタイマーがスタートしますので、「▷」を押してから休憩に入ります。

後ほど解説しますが、休憩タイマーも自動的にスタートするように設定することができます。

 

BeFocusedの設定①

 

Work Interval(作業時間)

ここでは、1ポモドーロあたりの作業時間を決めます。デフォルトでは25分に設定されています。作業時間を調節したい場合は、5分単位で設定することができます。ここは、特にこだわりがなければそのままでいいと思います。

 

Short Break(短い休憩)

ここでは、作業時間が終わった後の短い休憩の時間を決めます。デフォルトでは5分に設定されています。5分が短すぎると感じる人は、ここで1分単位で時間を調節することができます。ここも、特にこだわりがなければそのままでいいと思います。

 

Long Break(長い休憩)

ここは、ポモドーロ・テクニックで言えば、4インターバル後に取る長い休憩の時間を決めます。デフォルトでは15分と設定されています。調節したい人は、5分単位で調節することができます。ここも、特にこだわりがなければそのままでいいと思います。

 

Long Break After(長い休憩を取るタイミング)

ここでは、どのタイミングで長い休憩を取るかを設定することができます。通常ポモドーロ・テクニックでは、4ポモドーロ後に長い休憩(15分)が入りますが、そのタイミングを調節することができます。ここも、特にこだわりがなければそのままでいいと思います。

 

Target(一日のインターバル数)

ここでは、一日に何インターバル、つまり何ポモドーロするかを設定することができます。デフォルトでは10インターバルとなっています。10インタ-バルの場合、一日の作業時間は25分×10=250分(4時間10分)ということになります。ここも、特にこだわりがなければそのままでいいと思います。

 

BeFocusedの設定②

 

Chronometer Sound(秒針音)

ここでは、秒針音のON/OFFを設定することができます。ONにすると、カチッカチッという音がするようになります。

 

Work Completed Sound(作業時間終了アラーム)

ここでは、作業時間が終了したときのアラーム音を設定することができます。種類がたくさんありますので、好きな音を設定することができます。

もし音無しが良いという場合は、「None」を選択すると音が鳴らないように設定できます。

 

End Break Sound(休憩時間終了アラーム)

ここでは、休憩時間が終了したときのアラーム音を設定することができます。休憩時間終了アラームも音無しが良いという場合は、「None」を選択すると音が鳴らないように設定できます。

 

Never Sleep(スリープモードにしない)

ここでは、BeFocusedのアプリが起動している間は、スマホ画面がスリープモード(画面が暗くなる)にならないように設定することができます。

 

Auto-start Timer

ここでは、タイマーを自動的にスタートさせる設定をすることができます。通常であれば、タイマーをスタートさせる場合は、「▷」を押さなければいけませんが、Auto-start TimerをONにした場合、自動的にタイマーがスタートしてくれるようになります。

 

Skip break if idle

ここでは、休憩時間のタイマーをスキップするかどうかを設定することができます。この設定をONにすると、休憩時間のタイマー(5分)が表示されなくなります。

 

以上が、BeFocusedの設定についてでした。

 

まとめ

この記事では、自宅で仕事をしている人、特に、フリーランスの仕事をされている人にとって、自宅での仕事集中できないという悩みを解消できるように、私がおすすめする解決策をお伝えしました。この記事が、自宅で仕事をしている人にとって少しでもお役に立てたらとても嬉しいと思います。

 

 

 

 - 自宅仕事