Yahoo!知恵袋の質問を読んでいると、こんな質問をよく見かけます。「心から楽しいと思ったことが一度もありません。他に同じような経験をしている方いらっしゃいますか?」という質問です。しかし、その質問者が初めて感動したとコメントを残した回答を発見しました。
今回は、その回答を参考にさせていただき、心から楽しいことを発見するための超簡単な方法をご紹介したいと思います。この記事が、あなたにとって楽しいことを見つけられるきっかけになれば幸いです。
「心から楽しめない!」Yahoo!知恵袋で見つけた質問と回答
冒頭でもお伝えしましたが、Yahoo!知恵袋を読んでいたら、「心から楽しいと思ったことがない」という内容の質問を何度も見かけました。
では、心から楽しいと思ったことがないと質問した人は、どのような状態なのでしょうか?ここでは、Yahoo!知恵袋から質問内容を参照させていただきご紹介したいと思います。
質問「心から楽しいと思ったことがない」
Yahoo!知恵袋で見つけた質問は次の内容でした。
心から楽しいと思う事がありません。
今までいろいろ経験してきたつもりですが、これと言ってありません。
ワクワクしたり感動する事もなく、趣味を作ろうとしても長続きしません。
皆さんの楽しいことは何でしょうか?(参照元:Yahoo!知恵袋)
楽しめなかった質問者が、感動した回答
上の質問に対する答えが次のような回答でした。私は、この方の回答にとても共感しましたし、質問者も「久しぶりに心をうたれた」と感謝のコメントをしています。
あなたの他の質問も読ませていただきました。
楽しいと思うものは、どこかに転がっていてたまたまあなたが見つけていないわけではないんです。
「楽しもう!」と思う気持ちさえ持てば、掃除やただ歩いていることさえも楽しめるんです。ですからあなたが「楽しもう!」と思いさえすればいいんです。最初は無理にでも「楽しもう!」と気持ちを奮い立たせる必要がありますよ。
仕事のこともどこかにあなたに合った仕事があるわけではなく、あなたがやる仕事を丁寧にやっていけば「やりがい」が見つかるんですよ。
食事もおいしいものを食べるという考え方ではなく、「おいしくものを食べる」という気持ちで一口を良く噛んで食べることです。
人間関係もそうですが、あなたを機嫌よくしてくれる誰かがいるではなく、出会った人の話を心をこめてよく聞き、共感してあげればいい関係が築けます。
まずは日常やっていること、家事や歩くことなど心をこめて丁寧にやってみましょう。
歩くことだったら歩くときに「足の裏が地面について離れる」感覚を感じながら歩いてみます。
手を洗う時に指一本一本に石鹸が付いた感覚、水が流れた時の感覚を感じてみます。
食事の時に一口だけでいいですから30回ゆっくりかんで、ご飯粒の一粒一粒を舌で感じるつもりで丁寧に食べてください。
ドアのぶに触って動かす時にも、のぶの金属的な感じや固さを感じながらドアを開けてみてください。
買い物に行く途中の風がほほに当たる感覚に喜びを感じてください。
人に挨拶するときに、好きになった人に挨拶するつもりで心をこめて
「おはようございます」と言ってみてください。何でもいいので丁寧に心をこめて感覚を感じてください。
続けていけば、ワクワクしたり感動したりする気持ちが自然に沸き上がってくるようになりますよ。そうすれば仕事も探しやすくなります。人間関係もうわべだけの関係ではなく、温かい心の交流が持てる関係になりますよ。(参照元:Yahoo!知恵袋)
この回答者の方がコメントをされている通り、心から楽しいことは、見つけようとして見つかるものではないと私も思います。そして、心から楽しいと思うことで、どんなことでも楽しいと感じられるようになるのだと思います。
心から楽しいと思えなくなってしまった原因とは?
もう一つ気になった質問と回答がありましたのでご紹介させていただきたいと思います。なぜ気になったのかというと、質問者が感じている、心から楽しいと思うことができなくなってしまった原因が多くの人に当てはまるのではないかと思ったからです。
心から楽しもうとすると恐怖が走る。
その質問者の質問内容をご紹介させていただきます。
心から楽しい気分になりそうな瞬間に恐怖が走る
多分、親がね、楽しい空気が大嫌いな人だったからだと思う。昔からそうだった。
子供が主体性をもって何かを創造しようとするだろ?会話でも、遊びでも。
子供ってさ、普通は無邪気に元気に遊ぶもんだろ?
そうすると、多分、子供が自分の手から離れていくのが怖いって思うんだろうな。すげえ親が不機嫌になるんだよ。
俺は兄弟で弟だったから、兄貴が親にものすごい圧力をかけられるのを間近でみてたから、
早いうちから、自分を表に出すことはいけないことだということを学んだ。
それから、いわゆる会話から生まれる自然な盛り上がりってのも、絶対になかった。
いつも自分が中心じゃないと気のすまない親でさあ、ちょっと楽しい雰囲気になると、すぐになんか別の、場がしらけるようなことをべらべらしゃべりだして、空気をぶち壊すんだ。
今でもさ、そのときの恐怖がよみがえる気がするんだ。
楽しい空気をそれはもう誰よりも敏感に察知する。そして、まずい、こっから場が盛り上がるぞ、なんとしてもこれは避けなければいけないって、もう何かに操られているがごとく、そう感じてしまうんだ。
目の前には人がいる。笑わないと。でも、心のなかで「笑うな」という指令がでている。
親しくなればなるほど、楽しい空気が増えるほど、怖くなる。自分を出したい、でもさせない。
(一部参照:Yahoo!知恵袋)
この質問者の方のような環境で育ってきたら、確かに楽しい雰囲気に対して恐怖を覚えてしまうようになってしまうのではないかと思いました。
人生で一番影響を受ける親との時間で楽しむことがいけいないと感じたり、自分を出してはいけないと感じてしまえば、心から楽しいと思うことはかなり難しくなってしまうように感じます。
心から楽しいことを発見する超簡単な方法!!!
Yahoo!知恵袋には、この記事でご紹介した内容以外にも、「心から楽しいことってどうしたら見つけられますか?」という質問もいくつかありました。
ここでは、その悩みを解消するための超簡単な方法をお伝えしたいと思います。
その方法は、今目の前にある日常を心から楽しむことです。
これはまさに、先の「楽しめなかった質問者が、感動した回答」の項でご紹介した回答者の意見と同じです。
心から楽しもうとすることが、心から楽しいことを見つけるための超簡単な方法ですし、唯一の方法でもあると思います。
心から楽しめていない人たちの共通の原因
私は、心から楽しいと思ったことがありませんという内容の質問をしている人たちの質問内容を読んでいて、その人たちに共通していることがあると思いました。
それは、家族や友達、知人など周りの人たちとの人間関係を楽しもうとしていないことです。
例えば、ある人は、こんなことを書いていました。
「私は、お化け屋敷は友達に合わせて一様怖いフリをしますが、実際は全然平気です。お化けは全て作り物だと分かっているから怖いと思ったことはありません。」
確かに、お化けは作り物ですし、その事実を知っているから怖くないのかもしれませんが、たとえ怖くなかったとしても楽しもうとすることはできるはずです。
もう一つ例を挙げると、このような意見を書いている人もいます。
大人数で楽しい場では、一様笑って楽しそうにはしますが、実際には、この人たちとは深く付き合わないだろうなという思いがあって、正直なところ楽しいとは感じません。
この方の意見を見ても、一緒に盛り上がっている方たちとは深く付き合いたくないという思いが出てくることは仕方のないことだと思いますが、楽しもうとすることはできるはずです。
一概には言えないかもしれませんが、Yahoo!知恵袋の質問内容を読んでいると、心から楽しめていない人たちの一番の原因は、その人たち自身が楽しもうとしていないことにあると感じました。
ですから、もし、心から楽しいと思ったことがない場合には、まず楽しもうとする心を養っていく必要があると思います。
楽しいという感情を味わうために!
このようなことをお伝えすると、「楽しもうとしてます。それでも、楽しめないんです!」と思われるかもしれません。
もし、どうしても楽しめないという場合は、次のことを試してみてください。
それは、自分に起こるすべての出来事に対して「ありがとうございます」と言うことです。つまり、感謝するということです。
この「ありがとうございます」という言葉は、実際に口に出していってもいいですし、心の中で言っても大丈夫です。
例えば、先ほど例に挙げましたが、大人数の盛り上がっている場で楽しめないという場合は、こんな風に感謝をしてみてはどうでしょうか?
「こんな楽しめていない私でも、一緒に笑って盛り上げようとしてくれてありがとうございます!」
こんな風に、自分を下げて、相手を尊重することで、自然と感謝の気持ちが湧き起ってくると思いますし、楽しもうという気持ちも湧き起ってくるのではないでしょうか。
このように今目の前にある日常に対して、感謝の気持ちを持っていくと、自然と楽しもうという心が芽生えてくると思いますし、心から楽しもうとする心が養われれば、心から楽しいと思える出来事にも出会えるようになっていくと思います。
まとめ
この記事では、Yahoo!知恵袋の質問と回答を参考にさせていただいて、心から楽しいことを見つけるための方法についてお伝えしました。この記事が、あなたにとって、心から楽しいことを見つけるきっかけになれば幸いです。