前回の記事で、ブログで稼ぐ方法として、一番収益率の高いGoogleアドセンスの設置場所についてお伝えしました。今回は、今のアクセス数のまま収益を増やすオススメの方法についてお伝えしたいと思います。
今回お伝えする方法は、当然ながら個人差はありますが、私の場合は、一日当たりの収益は1.5倍~2倍になりました。
- Googleアドセンスを使っているけど、なかなか収益が上がらない
- Googleアドセンスを使っているけど、どの広告の種類が稼げるのか知りたい
- 今のアクセス数でより多くの収益を上げる方法を知りたい
このような人たちにとって、この記事が、収益アップのために少しでもお役に立てたら嬉しいです。
アドセンス広告の種類には何がある?
今のアクセス数のままで収益を増やすオススメの方法についてお伝えする前に、アドセンス広告にはどんな種類があるのかについて簡単にお伝えしたいと思います。
上の画像だと見づらいと思いますので、下に挙げたいと思います。アドセンス広告には以下の4種類の広告があります。
- テキスト広告とディスプレイ広告
- 関連コンテンツ
- インフィード広告
- 記事内広告
1.テキスト広告とディスプレイ広告
この広告は、以下のような、多くのサイトでよく目にする通常のアドセンス広告です。
テキスト広告にするかディスプレイ広告にするか、またはテキスト広告とディスプレイ広告両方を表示させるのかを選択することができます。ちなみに、上記の画像のように、画像で広告が表示されるものがディスプレイ広告です。
一方、上記の画像のように、文字だけで表示される広告がテキスト広告となります。
さらに、この広告では、レスポンシブル、レクタングル、横長長方形、縦長長方形、など広告の形やサイズを選ぶことができます。
2.関連コンテンツ
関連コンテンツは、上記の画像のように、関連ページ一覧の中にアドセンス広告が埋め込まれている広告です。
関連コンテンツの広告コードを取得して、任意の場所に貼り付けると、その場所に上記の画像のような関連コンテンツ一覧が表示されるようになります。そして、その一覧の中にオレンジ色の□で囲ったようにアドセンス広告が表示されるという仕組みです。
関連コンテンツは、Googleが規定する一定の条件を満たしているサイトしか設置することができないようになっています。
3.インフィード広告
インフィード広告は、ブログの場合、トップページの記事一覧の中に表示させることができる広告です。
上記の画像は、インフィード広告を作成する途中段階の画像ですが、インフィード広告を表示させたいサイトのURLを入力すると、Googleアドセンスが自動的にサイトをスキャンして、記事一覧の中に埋め込むために適当なサイズの広告を作成してくれます。
あとは、その広告コードを取得(コピー)して、所定の位置に貼り付けるだけで、トップページの記事一覧の中にアドセンス広告が表示されるようになります。
4.記事内広告
記事内広告は、記事内の段落の合間に溶け込むように違和感なく配置できる広告です。
「1.テキスト広告とディスプレイ広告」も記事内の段落の合間に広告を配置することができますが、「1.テキスト広告とディスプレイ広告」は、自分で広告の形や大きさを設定するのに対し、「インフィード広告」は、Googleが色や形、大きさ等をサイトに溶け込むように最適化してある広告です。
今のアクセス数のままGoogleアドセンスの収益を増やす方法
では、ここから、今のアクセス数のままGoogleアドセンスの収益を増やす方法についてお伝えしたいと思います。
関連コンテンツで収益アップ!
その方法とは、関連コンテンツを利用することです。
先ほどもお伝えしましたが、関連コンテンツとは、広告コードを貼り付けた場所に関連コンテンツ一覧を表示させ、その一覧の中にアドセンス広告が埋め込まれているという広告です。
正直なところ、関連コンテンツが他の種類の広告に比べてクリック率が高いのか、または、収益率が高いのかという詳しいデータについては、私はよく解っていません。
しかし、実際に関連コンテンツを使い始めてから、Googleアドセンスの収益は、一日当たり1.5倍~2倍に増えました。そして、収益が増えた状態は短期間ではなく安定的に継続していますし、私のブログの場合は、収益率は高くなっています。
ですから、まだ関連コンテンツを使っていないという人にとって、今のアクセス数のままGoogleアドセンスの収入を増やすにはかなりオススメの方法です。
関連コンテンツには利用条件がある
ただ、この関連コンテンツは、誰でも設置できる訳ではありません。ある一定のトラフィック量とページ数を満たしたサイトのみが利用できるようになっています。このことについて、Googleは以下のように伝えています。
関連コンテンツは、特定の要件を満たすサイト運営者様のみご利用いただけます。ご利用になるには、サイトのトラフィック量とページ数が最低要件を満たしている必要があります。この要件は、関連コンテンツによってサイトのユーザーに確実に優れたエクスペリエンスをお届けするために設けられています。
(参照元:AdSenseヘルプ)
このように、関連コンテンツを利用するためには、トラフィック量とページ数が一定の条件を満たしている必要があります。しかし、トラフィック量とページ数の条件の詳細は公開されていません。
一定の条件は解りませんが、関連コンテンツが利用可能どうかを確かめる方法があります。ここでは、その方法についてお伝えしたいと思いますので、一度ご自身のサイトが関連コンテンツを利用可能かどうかを確かめてみてください。
関連コンテンツを利用可能か確かめる方法
関連コンテンツの利用が可能かどうかは、Googleアドセンス内の「設定」→「自分のサイト」→「関連コンテンツ」で観ることができます。
上記の画像では、「コンテンツが一致」と書かれていますが、確認する前は「関連コンテンツ」と記載されています。
この関連コンテンツのページ内に、ご自身のサイトのURLが表示されていれば、関連コンテンツが利用可能だということになります。
関連コンテンツのおすすめの設置場所とは?
では、関連コンテンツはどこに設置すればいいでしょうか?ここでは、実際に私のブログで収益が増えた設置場所をご紹介させていただきたいと思います。
私が、関連コンテンツを設置した場所は次の2か所です。
関連コンテンツを設置した場所
- サイドバー
- 記事コンテンツ下
なぜ、この2か所に設置したのかというと、関連コンテンツを使用するにあたって、Googleで関連コンテンツの設置位置について調べていました。その中で、複数のサイトで上記の2か所を推奨していることを発見したことと、何より、Googleが推奨しているからです。
Googleは関連コンテンツについて、次のように推奨しています。
成果を高めるには、関連コンテンツ ユニットを記事のすぐ下(スクロールしなければ見えない位置)またはサイドバーに配置することをおすすめします。関連コンテンツ ユニットの近くに広告を配置すると、広告の掲載効果を高められます。
(参照元:実践的な手法|AdSenseヘルプ)
実際に2か所に設置して効果を試してみると、アクセス数は以前とほとんど変わっていないのに、収益は一日あたり1.5倍~2倍に増えました。
その後も安定的に毎日以前の1.5倍~2倍の収益が上がっていますので、「サイドバー」と「記事コンテンツ下」に関連コンテンツを設置することは、かなり効果があると実感しています。
関連コンテンツの設置方法
では、それぞれどのように設置すればいいでしょうか?ここでは、関連コンテンツを「サイドバー」と「記事コンテンツ下」に設置する方法をお伝えしたいと思います。
設置方法をお伝えする前に!
ここでは、WordPressでの設置方法に絞ってお伝えしています。
1.サイドバー
サイドバーへの設置は、WordPressのダッシュボード内の「外観」→「ウィジェット」で簡単に設置することができます。
次に、左側の「利用できるウィジェット」の一覧から「テキスト」をドラッグ&ドロップで「メインサイドバー」のボックスへ持ってきます。(下記画像参照)
「テキスト」ウィジェットをメインサイドバーのボックスへ持ってきたら、「テキスト」ウィジェットに、Googleアドセンスから取得(コピー)した関連コンテンツ用の広告コードを貼り付けます。(下記画像参照)
注意点
広告コードを貼り付けるのは、「ビジュアル」タブではなく「テキスト」タブの方へ貼り付けてください。もし、「ビジュアル」タブの方へ貼り付けてしまうと、広告コードがそのまま表示されるだけで、広告は表示されません。
以上でサイドバーへの設置は完了です。少し時間を置いてから、関連コンテンツがサイドバーに表示されているか確認してみてください。
2.記事コンテンツ下
では、次に、記事コンテンツ下に関連コンテンツを設置する方法についてお伝えしたいと思います。
記事コンテンツ下への設置ですが、先の項でお伝えしたウィジェット内に「記事コンテンツ下」のような記事下の編集ができるウィジェットがある場合は、ウィジェットを利用する方法が一番簡単です。(下記画像参照)
WordPressテーマ「Stork」をお使いの方は、以下の画像の□で囲った部分に、関連コンテンツ用の広告コードを貼り付けるだけで簡単に表示させることができます。
もし、そのようなウィジェットがない場合は、今からお伝えする方法で設置することができます。
テーマ編集の個別投稿(single.php)に広告コードを貼り付ける
もし、記事コンテンツ下用のウィジェットがない場合は、テーマ編集の個別投稿(single.php)内の広告を表示させたい場所に広告コードを貼り付けることで、好きな場所に関連コンテンツを設置することができます。
テーマ編集の個別投稿(single.php)へは、WordPressダッシュボード内の「外観」→「テーマ編集」→「個別投稿(single.php)」で移動することができます。
ただ、個別投稿(single.php)内に広告コードを貼り付ける場合は、お使いのWordPressテーマによって仕様が異なりますので、一概にどこに貼り付ければいいのかということをお伝えすることができません。
個別投稿(single.php)内に貼り付ける場合は、編集前に必ずバックアップを取って、お好きな場所(今回の場合でしたら、記事コンテンツ下)の位置を探していただいて貼り付けていただくことになります。
ちなみに、色んなサイトを見てみると、記事コンテンツ下に貼り付ける場合は、</article>の直後に広告コードを貼り付けているサイトが多かったので、</article>を目安に広告コードを貼り付けると、記事コンテンツ下に関連コンテンツを設置できると思います。
実際に私も上記のように実践してみたところ、ちゃんと記事コンテンツ下のコメントボックスの下に表示されました。(下記画像参照)
広告の位置は、個別投稿(single.php)内に広告コードを貼り付ける位置によってご自身で調節できますから、色々と試しながら設置場所を微調整していくのが良いと思います。
まとめ
この記事では、ブログで稼ぐ方法として、今のアクセス数のままGoogleアドセンスの収益を増やす方法についてお伝えしました。
- Googleアドセンスを使っているけど、なかなか収益が上がらない
- Googleアドセンスを使っているけど、どの広告の種類が稼げるのか知りたい
- 今のアクセス数でより多くの収益を上げる方法を知りたい
このような人にとって、この記事が少しでも収益アップのお役に立てたら幸いです。