スピリチュアル体験をするためには瞑想は欠かせません。とは言っても、瞑想のやり方が分からないという人が多いと思います。どんな状態になればいいのか?何を考えたらいいのか、それとも、何も考えない方がいいのか?など疑問に思うことがたくさんあると思います。この記事では、瞑想のやり方についてお伝えしていきたいと思います。
瞑想ってどんな状態になればいいの?
瞑想を行う多くの人が「この方法で合っているのかな?」と心配になるのではないかと思います。
たとえ誰かに教えてもらいながらやったとしても、自分が言われた通りにできているのか不安に思ったりすると思います。
そして、どんな状態になれば瞑想ができているということなのか、気になると思います。
実際にYahoo!知恵袋にも次のような質問をしている人がいました。
瞑想のやり方が分かりません。ただ何も考えずに、リラックスしている状態になります。どのような状態になるのが正しいのですか?
(参照元:Yahoo!知恵袋)
瞑想では、心身がリラックスしていて落ち着いている状態になることが一番重要なことです。その感覚が分かれば瞑想を通じてスピリチュアル体験をすることができるようになっていきます。
しかし、その状態の感覚がいまいち分からないという人も多いと思いますので、ここからは瞑想のやり方だけでなく心身がリラックスした状態のときに起こるサインについてもお伝えしたいと思います。
瞑想のやり方!呼吸、姿勢、環境!
まずは、瞑想のやり方についてお伝えしていきます。
瞑想で重要なことは、主に3つあります。
- 呼吸法
- 姿勢を整える
- 環境を整える
この3つのことをしっかりと抑えれば正しい瞑想状態を手に入れることができます。
1、呼吸法
呼吸は、瞑想では一番重要だと言っても過言ではないほど重要です。
瞑想での呼吸は、鼻から吸って口から吐きます。そして、呼吸をいつもより深く行うようにしてください。
この時多くの人がやってしまいがちなことは、無理に深く呼吸をしようとして呼吸が苦しくなってしまうことです。
息を吸いすぎたり、吐く時間が長すぎると逆に苦しくなってしまいリラックスするには逆効果となってしまいます。
呼吸は、いつもより少し長く呼吸をするぐらいのイメージで大丈夫です。時間的な目安としては、3秒間鼻から息を吸って、3秒間で口から息を吐きだすような感じです。
まずは、この呼吸法を10分間継続できるように練習してみてください。
もし10分間が長いと感じる人は、1分でも30秒でも構いません、時間に余裕がある時や仕事の合間など、あなたができる範囲で練習を繰り返してみてください。
この呼吸法は、心身をリラックスさせることができますから、瞑想のためだけではなく普段の仕事の効率を高めたり、正しい判断をしたりしやすくするためにも役立ちます。
2.姿勢を整える
次は、姿勢についてお伝えします。
●結跏趺坐(けっかふざ)
瞑想では、結跏趺坐という座り方が代表的です。(下の画像参照)
座り方は、胡坐をかいて座った時に上にある方の足の甲を反対側の足の太ももに乗せます。例えば、胡坐をかいた時に右足が上に来ている場合は、右足の甲を左足の太ももの上に乗せます。
次は、太ももの上に乗せた足と反対側の足を、逆の足の太ももとふくらはぎの間に入れます。右足の甲を左足の太ももの上に乗せた場合は、左足を右足の太ももとふくらはぎの間に入れます。
この座り方が、結跏趺坐です。
●半跏趺坐(はんかふざ)
もしこの座り方が難しいという場合は、半跏趺坐という座り方もあります。(下の画像参照)
半跏趺坐は、結跏趺坐の片足版だと思ってください。
胡坐をかいた時に上にある方の足の甲を反対側の足の太ももの上に乗せるだけです。
●ただ椅子に腰をかける
もし結跏趺坐も半跏趺坐もどちらも辛いという場合は、ただ椅子に腰を掛けるだけでも構いません。
背筋を伸ばす
どの座り方でも背筋は伸ばして座わります。
背筋を伸ばすときは、背骨を柱と見立てて、宇宙と地上をつないでいるようなイメージでまっすぐと背筋を伸ばします。
これで瞑想をするときの座り方が完成です。
3.環境を整える
次は環境を整えることについてお伝えしたいと思います。
この環境を整えることは、意外と疎かにしがちな部分ですが、かなり重要なことなので実践してみてください。
といってもやることはとても簡単です。
あなたの部屋にある気にならない程度に整理整頓します。
そして、TVやパソコン、スマホなど、集中力をそらすものを自分から離れたところに置いてください。
さらに、もし家族と一緒に暮らしている方は、ドアを閉めたり、瞑想をすることを伝えるなどして、瞑想中に部屋に入ってこないようにしておきましょう。
私自身よく失敗していたのですが、瞑想をしてリラックスし始めた時に家族が部屋に入ってきて、瞑想を中断せざるを得なくなったという経験を何度もしてきました。
環境を整えることはとても大切なことなので、瞑想している間は集中し続けられる環境づくりを瞑想前に済ませておいてください。
心身をリラックスさせる
- 呼吸法
- 姿勢を整える
- 環境を整える
この3つができたら、あとは瞑想を継続して心身をリラックスした状態にしていくだけです。
よく、瞑想中の思考はどのようにすればいいですか?という質問をする人がいますが、瞑想中はできるだけ何も考えないようにするのがベストです。
しかし、人間にとって思考を完全に止めることは難しいので、できる限りで構いません。
そして、思考が出てきてしまっても構いません。
もし思考が出てきてしまった場合は、その思考に集中するのではなく、呼吸に意識を向けるようにしてみてください。
瞑想の正しい状態とは?
瞑想の一番の目的は、心身がリラックス状態になることです。
感覚的に言えば、眠りに落ちる前のうとうとしたような状態です。
うとうとした状態のときは、意識があるのかないのかよく分からずぼんやりしますよね。この時、脳からはα(アルファ)波が出ていて、人間がリラックスしている状態となります。
このような状態になるまで、瞑想を続けていきます。
すると、このα波が出ている状態になった時、身体の表面にかなり弱い振動を感じられると思います。
これは、人がまとっているエネルギーの振動です。別の言葉では、波動とも言います。
私のスピリチュアル体験は、この波動を感じるところから始まりました。
そして、その後ガイドさんとのコンタクトや見えない世界からのエネルギーを感じ取れたり、水晶のエネルギーを感じ取れるようになったりと次々とスピリチュアル体験が起こるようになりました。
まずは、波動を感じられるようになってみてください!
瞑想のやり方が分からない。瞑想をしても実感が湧かないし、何が実感なのかも分からないという方は、まずはあなた自身の波動を感じるところから始めてみてください。
瞑想の時間は、30分間を毎日続けることがおすすめなのですが、時間がないという人は5分や10分など、ご自身のできる範囲で瞑想を継続するようにしてみてください。
そして、できる限り、瞑想は毎日行うようにしましょう。
スポーツなどと同じで、毎日繰り返し練習をした方が感覚を掴みやすいですし、修得するまでの時間が早くなります。
実践時間はできる範囲で構いませんが、毎日瞑想することを心掛けるようにしてください。
初めは、実感を得られないかもしれませんが、何度も繰り返し練習をしていくことで必ず実感が湧くようになっていきます。
もし、何か瞑想で体験したことがありましたら、この記事のコメントでシェアしていただけると嬉しいです。
そして、もし瞑想を直接教えてほしいという方は、瞑想会を開催していますのでご興味があれば、ぜひ参加してみてください。
瞑想会についてこちらの記事にも書いていますので、お時間があれば読んでみてください。
まとめ
この記事では、瞑想のやり方と瞑想の正しい状態についてお伝えしました。瞑想のやり方が分からなかったり、瞑想をしてもスピリチュアル体験できないと悩んでいる人にとって、この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。